webpackに比べてビルドが爆速だと話題のesbuildで試してみた話。
ビルドスクリプトとかをメモしておく。
動作環境は以下。
- OS: windows 10
- node v15.4.0
- npm v7.0.15
参考にしたサイト。
インストール
npmですんなりインストール。
ついでに、変更検知してブラウザリロードしてくれる browser-syncと、ビルド時のログを色付けするchalkをインストール。
reactでサンプルを作成するため、reactをインストール。
適当にサンプルページ作成
ディレクトリ構成は ↓ な感じで、public/index.html と src/index.jsx に適当なサンプルを作る(index.css は今回は空ファイル)。

ビルドスクリプト作成
esbuildでビルドするためのスクリプト。
前半部分。ライブラリをインポートしたり、ビルド結果のディレクトリ(dist)を初期化したりする。
後半部分のビルド処理。
- 開発のときには、デバッグ容易にするため、minify せず、sourcemapを作成するようにする(7、8行目)
- ソースを修正しながらビルド結果を確認するときには、ビルドオプションの watch を true にしてソースの変更を監視し、変更されたら再ビルド(10~15行目)
- ビルド先の dist は browser-sync で監視していて、再ビルドされたらブラウザをリロードする(21~29行目)
上記のビルドスクリプトを動かすために、package.json の script に以下を追加。
ビルドのときには以下を実行。dist ディレクトリにビルド結果が作成される。
開発のときには以下を実行。ブラウザが起動されてページが表示される。
ソースを修正したら再ビルドとブラウザリロードが自動的に実行される。
確かに、めっちゃビルドが速い。
その他
ここでは紹介しないが、TypeScript、Sass のビルドもできる。参考ページは以下。
以上です。