WordPressでこのサイトを作ったときの環境構築メモ。
ここでは、GCE上に環境をデプロイするまでの話(以下の赤線内の話)。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/adbc5133-image.png)
ここでは、GCP環境のWordPressをデプロイした手順を記載する。
GCE上に一から環境を構築するのは手間なので、マーケットプレイスにBitnamiが提供するWordPressパッケージがあるので、それをデプロイした。
上記図での、GCE上のDBとかnginxとかっていうソフトウェアが全部入ってて、設定もされているので、デプロイするだけで動くようになる。
なお、以下の手順はGCPのアカウントを持っていることが前提。
GCPにWordPress環境をデプロイ
1.左上のメニュー「≡」から、「マーケットプレイス」を選択する。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/411a16cc-image.png)
2.検索バーに「wordpress」を入力し、「WordPress with NIGNX and SSL Certified by Bitnami」を選択する。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/c74e7297-image.png)
3.「運用開始」ボタンをクリックする。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/9b6e2a2c-image.png)
4.インスタンスの設定画面にて、以下を入力する。
これは、GCPの無料枠のリソースにするために以下の設定にする。
(Google Cloud の無料プログラム)
- zoneのセレクトボックスで「us-west1」「us-central1」「us-east1」のどれか
- マシンタイプは「f1-micro」
- Disk Sizeは 30GB
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/36fb6392-image-1024x722.png)
5.設定画面のページ下部の「デプロイ」ボタンをクリックする。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/05daf0c8-image.png)
以上でデプロイ作業は終わり。簡単。
デプロイ確認
1.デプロイボタン押下後、以下の「デプロイしました」の画面になる。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/725c81df-image-1024x589.png)
2.上記画面の、「Site Address」にアクセスしてページが表示されることを確認する。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/6fd1ddfa-image.png)
3.次に「Admin URL」にアクセスしてページが表示されることを確認する。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/f1fdd4fd-image.png)
4.上記画面のUsername、Passwordに、「Admin user」「Admin password(Temporary)」の値を入れてログインできることを確認する。
![](https://storage.googleapis.com/gcs_yksnyh-lab/2021/06/d1429b5c-image-1024x501.png)
以上、確認できれば、とりあえず正常にデプロイできたはず。
追記(2021/9/7)
無料枠のインスタンスが f1-micro から e2-micro に変更になり、e2-microは2021年8月31日から課金されるようになった。
そのため、ここで構築したインスタンスも e2-micro に変更した。
以上です。